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樹木と野鳥の庭 −100種の樹木と生きもの観察記録−    >>前の記録へ >>次の記録へ

■2013年4月29日(月曜日)

概況:
ゴールデンウイーク前半は人が少なめ(後半は例年通り猛烈に混むだろう)。昭和の日(4月29日)は軽井沢の園芸スタートの日で、毎年、町役場駐車場で苗木の頒布、即売会が開かれ地元や別荘の人で賑わう。最低気温は氷点下3度弱で日中は20度、冷えで開花が長持ちしている。旧軽あたりはまだコブシの白い花も残り、オオヤマザクラとの競演が美しい。雪で倒れた草花も再び勢いを取り戻し満開。コガラ、カワラヒワなどの求愛給餌が見られる。

樹木:
日当たりの良い幹線沿いではすでに茶色くなったコブシの花だが、旧軽井沢や日当たりの柔らかい場所はまだ白い花も残り、オオヤマザクラとの競演が美しい。離山の旧雨宮邸庭を散策し写真を撮ったが、コブシもオオヤマザクラも昨年の5月1日とほぼ同じ様子に見えた。
黄色い花はサンシュユ、クロモジ、レンギョウが鮮やか。ミツバツツジは今年は極端に花が少ない。アズマシャクナゲの蕾は濃い桃色の花弁がふくらむ。
実物(みもの)の木ではスモモの花に続いて南高梅が開花。
オニヒョウタンボクの葉はすでに展開しているが、特徴ある花の蕾(花が二つずつ)も出た。
柑橘系のにおいのするコクサギのつやつやとした葉も出そろった。

山野草、山菜、園芸種の草花:
再びスイセンが勢いを取り戻し花が長持ちしている。旧雨宮邸庭ではスプリングエフェメラルのエゾエンゴサクがたくさん咲いていた。
モッコウバラの枯れ枝の剪定を行う。縄張りの平安を乱す者(私)に対して、シジュウカラが「キチキチキチ(邪魔なんですけど)」とクレームするも、謝りながらようやく終える。
ギョウジャニンニク収穫2度目。原木椎茸が気がつかないうちに巨大に育っていたので慌てて収穫。

野鳥・生きもの:
コガラが枝でぼうっとしていた。目を開けたまま寝ていたのか。羽をふるわせながら求愛給餌をねだるメス?が来たが、ぼうっとしていた個体(オス?)は逃げてしまった。相手が好みではなかったのか。
カワラヒワやヒヨドリがつがいで庭を訪れては水場でくつろぐ。シメはメスだけが水場に来た。オスの姿は見えない。水場は大人気で、きれいに水を張っておくと次から次へと鳥が訪れる。
小屋のドアの脇に置いた郵便受けに営巣用のコケが入っていた。そこで郵便受けは別途用意することにして、コケを入れられたものは巣箱用に提供。ただし床に直置きで動物に襲われる恐れがあったため、急いで高い場所に設置した。(巣箱は競争率が高く、その代用として郵便受けもよく狙われる物件のひとつ)
コゲラ(小型のキツツキ)が「ギュィー、ギュィー」と鳴く。

虫:
顔の周りをしつこく飛び回る小さな羽虫(ソフィアートガーデン物語 第28話「招かざる客」でストーカーと呼んでいる虫)が登場。

その他:
旧軽井沢の泉の里別荘地ではイノシシがミミズを掘ったと思われる、トラクターで耕したような跡が苔庭に見られた。旧雨宮邸庭の池の土手にはモグラ塚がいくつも連なっていた。地面もすっかり暖まり、柔らかくなったようだ。

樹木と野鳥の庭 −100種の樹木と生きもの−
有限会社ソフィアート 長野県軽井沢町長倉 2082-4
文章と写真:スタッフM

離山の旧雨宮邸庭 エゾエンゴサク 泉の里別荘地のイノシシ跡(たぶん)
スモモの花 南高梅の花 オニヒョウタンボクの蕾
カワラヒワのつがい シメのメス コゲラ
ガーデンのスイセン ガーデンのスイセン 原木椎茸とギョウジャニンニク、アサツキ
 
 
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