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樹木と野鳥の庭 −100種の樹木と生きもの観察記録− >>前の記録へ >>次の記録へ
■2013年4月26日(金曜日)
概況:
ゴールデンウイーク間近の軽井沢は寒波も落ち着いた。21日に10センチ以上の積雪があり、雪溶けの浅間山が再び雪を頂く。コブシの花は終わり、オオヤマザクラがまだ咲きかけから満開まで場所によってさまざま。積雪の前に咲いた桜の花は痛んでしまった模様。気温が低めのため先週とあまり様子は変わらない。小鳥たちは営巣準備に忙しい。ヤマガラのつがいは巣材のコケをくわえ、シジュウカラは早朝から縄張り宣言のさえずりに余念がない。
樹木:
コブシの花は茶色くなり終了。オオヤマザクラが開花。満開のところもあれば5分咲きほどのものもある。21日の積雪で花が傷み、ピンクの桜花と(傷んだ後の)赤い花がらが混じっている。
クロモジの花が満開。オオカメノキが開花。ユキヤナギの蕾が開きかけ。
マユミやコマユミ、ニシキギ、モミジ(サンゴカク、オオサカヅキ、ヤマモミジ、イタヤカエデなど)の葉が開いてきた。
山野草、山菜、園芸種の草花:
気温が低めだったため、全体的には先週とあまり変わらず。スイセンは積雪で花が倒れてしまった。
バラの葉が開いてきた。モッコウバラも葉が開きだし、誘引など枝を動かす手入れはできない状況。今年も時期を逸してしまった。
タラノメが動き出した。コゴミの芽が見えた。ギョウジャニンニクはもう食べ頃。
栽培しているルバーブはすでに赤い茎と葉を伸ばしている。
ツチグリ(タコのような、ヒトデのような形のキノコ)がいた。
野鳥・生きもの:
小鳥たちは営巣準備に忙しい。ヤマガラのつがいは巣材のコケをくわえている(オス)。メスはフィーダーにヒマワリの種を取りに来た。
徐々にフィーダーの利用頻度が減ってきた。混群が解消されたのか、カラ類は1種類につき、各1つがいに絞られつつある。
人なつこいゴジュウカラが手のすぐ近くまできてフィーダーの落花生をとった。
シジュウカラは縄張り宣言のさえずりに余念がない。朝5時過ぎから、よく響く強い声で「チぺーチぺーチぺーチ、チぺーチぺーチぺーチ」と、営巣候補地と思われる巣箱の周囲で30分以上さえずり続ける。
虫:
クモが屋内で活動。
黄色の蝶や白の蝶がヒラヒラと舞う。
その他:
軽井沢町内の畑では真っ黒い土に白いマルチングを張る風景が見えはじめた。毎朝、霜注意報が出るため、まだ本格的には栽培を開始していない様子。
樹木と野鳥の庭 −100種の樹木と生きもの− 有限会社ソフィアート 長野県軽井沢町長倉 2082-4 文章と写真:スタッフM
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