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軽井沢 樹木と野鳥の庭 −100種の樹木と生きもの観察記録− >>前の記録へ >>次の記録へ
■二十四節気:立春 2016年2月4日(木曜日)
概況:
3日の節分、4日の立春と暦の上では春を意識するも、軽井沢の1月末から2月初旬は最も寒く大地も凍る。1月25日は平均気温が氷点下9℃、26日には最低気温が氷点下16℃。1月の大雪はまだ30cm以上積もり、国道や県道は早期の除雪で交通に支障はないが宅地や細い道の雪は深い。小鳥たちにヒマワリの種をプレゼントしにソフィアート・ガーデンに通うも付近は積雪で車は通れず、仕方がないので徒歩で通う。雪道でのノルディックウォーキングの日々である。
樹木:
山野草、山菜、園芸種の草花:
野鳥・生きもの:
軽井沢にいる日はほとんど毎日、ソフィアート・ガーデンに行くが、ガーデンに至る道は車が通れないため近くに車を止めて往復1キロほど深い雪を歩いて通う。小鳥たちにヒマワリの種をプレゼントしに行くためである。そして節分のこの時期はピーナツが店頭に並ぶので、今年初めてのピーナツを買って小鳥たちにプレゼントした。よくなついて手に乗るヤマガラに、ピーナツのかけらを手渡ししてみた。最初はピーナツを初めて見たためか食べ物として認識せず、いつものおいしいヒマワリの種でないことにちょっとご立腹で、ヤマガラはピーナツを手のひらから怪訝そうに受け取ったものの、ポイと捨ててしまった。パートナーが小鳥のフィーダーに小さなピーナツのかけらをヒマワリの種に混ぜて置くうちに、ヤマガラもピーナツを気に入ったようで、やがて何度もパートナーの手に乗ってピーナツのほうを催促するようになった。自宅庭で手に乗ってくるヤマガラたちやシジュウカラは小柄でおとなしい感じであるが、ソフィアート・ガーデンで手に乗ってくるヤマガラは度胸があってやんちゃで気が強く、他のカラ類を蹴散らして邪魔をするかなり性格の悪いタイプである。スタッフMの手に乗るときも、指をワシッと強く掴み、片方の目でしっかりとこちらの目を見て(ヤマガラの瞳に当方の影が映り込むのが見えるぐらい!)、そしてピーナツのかけらを嘴でくわえて笑ったように見える表情でさっと飛び去る。それをどこかに隠して、数秒後にまた手に戻ってくる、の繰り返しである。したたかで頭のよい個体である。
Karuizawa Wild Birds : Parus minor(Shijukara, Japanese Tit, Eastern Great Tit), Parus varius(Yamagara, Varied tit)
虫:
いない。
その他:
春節の前哨戦か、軽井沢駅前のショッピングモールはすでに中国大陸や台湾などの観光客が押し寄せている。その他、東南アジアからと思われる観光尺も多い。そして少数の欧米系観光客という感じである。
軽井沢 樹木と野鳥の庭 −100種の樹木と生きもの− 有限会社ソフィアート 長野県軽井沢町長倉 2082-4 文章と写真:スタッフM
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