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軽井沢 樹木と野鳥の庭 −100種の樹木と生きもの観察記録− >>前の記録へ >>次の記録へ
■2014年8月4日(月曜日)一部、千葉
概況:
出張先の千葉県では晴天続きで真夏日が続く。軽井沢は最高気温30℃超えが一日あったものの、先週ほどの暑さはなく涼しい毎日。室温も22,3℃、湿度も60%前半と過ごしやすい。夏本番で町が華やいで、道路も店も混雑している。キキョウやユウスゲ、タマアジサイ、ギボウシ、ヤマユリの花が咲く。8月初めは夏真っ盛りのようでいながら、落葉樹の葉が少しずつ落ちる。同時に日差しが明るく感じられるようになった。恒例の軽井沢夏期大学が開催された。
樹木:
ムクゲの花が毎日咲く。どこかからのこぼれ種で勝手に生えてきた白いシモツケの花が咲いている。タマアジサイが咲く。オニグルミの実が丸々と実り、川にポチャンと落ちる。クリのイガが青く実り始めている。野生のクレマチスであるボタンヅルが旺盛に茂り、クリーム色の花が咲いている。クマイチゴの木の実が赤く熟している。マユミやハルニレなどの黄色くなった葉がちらほら落ち始める。まだまだ木の葉は茂って夏真っ盛りのように見えるが、8月の落葉樹は役目を終えた葉が少しずつ落ちて、徐々に庭が明るく感じられるようになる。
山野草、山菜、園芸種の草花:
キキョウやユウスゲ、ギボウシ、ヤマユリの花が咲く。リュウノヒゲの白い花が咲く。ミツバの実が青く実っている。町内の畑にヒマワリを初めとする夏の花が色とりどりに咲く。
野鳥:
ホオジロの声が優しく美しい。
虫:
虫天国。
その他:
プルーン、アーリーリバーが店頭に並び始めた。これから2ヶ月間、長いプルーンのリレーが始まる。千葉駅では農家の出張販売所が設けられ、多くの主婦層が買い物をしていた。歩くついでに覗いてみると、上等の新鮮野菜がとても安い。カボチャ、トウモロコシやスイカなどは驚く安さで、おいしそうである。さすがは農業県である(千葉県のホームページによれば「農業産出額全国第3位、海面漁業漁獲量全国第5位」とのこと)。新幹線の出張でなければ、たくさん買って帰りたいほど魅力的な野菜であった。
恒例の軽井沢夏期大学が8月2日(土)、3日(日)、4日(月)の3日間、軽井沢町中央公民館にて開催された。今年は「江戸時代を問い直す」がテーマ。三井文庫常務理事文庫長の由井常彦氏(明治大学名誉教授)による「江戸時代の商人道と商家経営〜石門心学と「日本的経営」〜」、安村俊信氏(元板橋区立美術館長)による「江戸時代の洋風画」の講義を聴講した。
軽井沢 樹木と野鳥の庭 −100種の樹木と生きもの− 有限会社ソフィアート 長野県軽井沢町長倉 2082-4 文章と写真:スタッフM
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