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樹木と野鳥の庭 −100種の樹木と生きもの観察記録−    >>前の記録へ >>次の記録へ

■2013年7月28日(日曜日)

概況:
別荘地では夏休みに入った子供たちが元気よく遊び回る声がする。天気が不安定で、23日には東京で1時間に約100ミリの集中豪雨、28日には山口で1時間に138ミリ、島根でも100ミリ近い観測史上最多の降雨で被害が大きい。軽井沢は霧が多く、晴天でも突然の雷雨になることもあり、梅の土用干しもままならない。キキョウやユウスゲ、ヤマハギの花が咲き、クマイチゴの実が熟し、ウバユリの花が咲き始める。信州産ブルーベリーに続きプルーンが店頭に並び始めた。

樹木:
ヤマアジサイの装飾花は咲き終わって裏返っている。クマイチゴは赤い実をつけている。このクマイチゴの実は食べられるが(ラズベリーのようなものだが実が崩れやすい)、木のとげがきついのであまり近づきたくない木である。

山野草、山菜、園芸種の草花:
キキョウやユウスゲ、タチアオイ、ヤマユリなどが咲く。ウバユリが咲き、良い香りがする。オトコエシの白い花があちらこちらで咲く。自生のヤマハギの花が咲く。

鳥:
ウグイス、ホトトギス、ホオジロ、ガビチョウがよく鳴いている。中軽井沢の散歩で、商店街に営巣中のツバメをみつけた。雛はかなり大きく育っている。中軽井沢は毎年、ツバメの多い地域である。ツバメは人の出入りの多い場所に営巣するため、別荘地ではツバメは見かけない。

虫:
デッキでアシナガバチの巣を見つけた。ハチが近くにいなかったためマクロ撮影。六角形の開放型の部屋には、ちいさな卵が見えた。

その他:
信州産ブルーベリーに続いてプルーンが店頭に登場。東信地区の名産であるプルーンは、生で食べて良し、加工して良し、の大好物。いまの時期に店頭に並ぶ品種は、先発隊のアーリーリバーと思われる。
一方、アンズは、生ではあまり魅力を感じないが、加工すると他の果実では得難い美味。アンズジャムやシロップ漬けは、昨年に作った残りがまだ大量にあるので、今年のアンズ加工は杏酒だけにした。今年は7月下旬まで杏が販売されており、実の大きさと遅い収穫時期から信州大実かと思われるものを1パック買って、35度のホワイトリカーと氷砂糖で杏酒にした。去年の杏酒は1年たって、ほのかに杏の色がつき、杏仁の香り高くおいしいため、もうすぐ飲み干してしまう。
軽井沢は霧が多く(だからこそ、夏も涼しく避暑地になるのだが)、晴れても突然の雷雨があるなど、天候の関係で、梅は梅酢に浸かったまま、なかなか土用干しができない。梅干しの完成は8月に入ってからか。それとも、今年は天日干しをあきらめなければならないのか。少々あせる。
しなの鉄道で小諸に行った際の田園風景を車窓から撮影。稲が青々と育っている。

樹木と野鳥の庭 −100種の樹木と生きもの−
有限会社ソフィアート 長野県軽井沢町長倉 2082-4

霧の軽井沢(気温20度) タチアオイ ウバユリの花
咲き終えたヤマアジサイの装飾花は裏返る オトコエシの白い花 クマイチゴの実(食べられる)
杏酒(左は今年、右は去年のもの) プルーンの先発隊が登場(アーリーリバー) 土用干しを待つ梅
デッキのアシナガバチの巣 中軽井沢商店街のツバメの巣 しなの鉄道車窓から小諸付近の田園風景

 
 
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