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軽井沢 樹木と野鳥の庭 −100種の樹木と生きもの観察記録−    >>おまけ編に戻る

■2017年8月7日(月曜日) 豪雨と猛暑

今年の夏は梅雨に雨が降らず、梅雨明け宣言以降は大雨が続く、という異常な気候である。日本全国で類を見ない大雨。7月4日に福岡県朝倉市、23日に秋田県大仙市、8月1日に横浜市など、記録的な豪雨により浸水被害が相次ぐ。1時間におよそ120ミリ以上の猛烈な雨が降るという「記録的短時間大雨情報」が何度が報道された。さらには、猛暑で全国で最高気温が相次ぐ。7月30日に大分県で38℃超、8月5日に福岡で38.9℃、6日に島根県で39.3℃、今日も石川県で39℃、新潟県で38℃超とすさまじい。この時期は暑い地域への出張が続く弊社にとって、豪雨は交通の便の心配がある。そしてスタッフM個人にとっては、雨のほうがマシと思えるほど暑いのは苦手である。暦の上では立秋であるが、本当に、早く気候の穏やかな秋にならないものか、と心待ちにしている。

今年の軽井沢は暑いとは言っても、真夏日(30℃以上)はまだ一日(7/13に30.3℃)しかない。むしろ湿度が問題である。軽井沢の夏は霧が多く、湿度が非常に高いので、窓を開けなくても室内の湿度が70%を超えるのはめずらしくない。軽井沢の中でも最も涼しい場所のひとつと言っても過言ではない、森の中のソフィアート・ガーデンでさえ、この時期は扇風機をつけなければ蒸し暑さを感じる。この時期はツバメが中軽井沢をピュンピュンと猛スピードで飛び、巣からこぼれ落ちそうなほど丸々と大きく育ったツバメの雛が各地でみられる。そろそろツバメの営巣も終わりであろう。ガーデンや自宅の庭では、ホオジロの優しい声が聞こえ、6月の営巣から姿を消していたコガラやシジュウカラ、ヤマガラが、だんだん森の奥から身近に感じられるようになってきたのがうれしい。朝夕はヒグラシが静かにカナカナ・・・と鳴くようになるとひんやりと涼しい。

軽井沢 樹木と野鳥の庭 −100種の樹木と生きもの−
有限会社ソフィアート 長野県軽井沢町長倉 2082-4
文章と写真:スタッフM

出張先の温度36度(7/26) 上智大学キャンパス内でミンミンゼミ(7/29) 上智大学新6号館前で(7/29)
ソフィアート・ガーデン 今年はウバユリが多い(7/30) ソフィアート・ガーデンに自生するコウゾの実(7/30) ソフィアート・ガーデンの様子(7/31)
ソフィアート・ガーデンの空蝉(8/5) 雨続きで蒸す(8/6) 上田のマーケットにて(8/7)


 
 
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Sophiart Garden Diary - KARUIZAWA forest garden, wildflower, wild birds and other creatures