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軽井沢 樹木と野鳥の庭 −100種の樹木と生きもの観察記録− >>おまけ編に戻る
■2017年3月31日(金曜日) ふきのとう
軽井沢は遅い春を迎えつつある。3月下旬に入って2度の積雪があったものの、春の雪はすぐに溶ける。25日には最低気温-5.8℃、翌26日には積雪28cm、30日には最高気温14.2℃、翌31日には積雪、とめまぐるしく天気も気温も変動する。隣県の群馬県は道中コブシの白い花が満開、桜もちらほら咲き始めている。東京はここ数年で最速の桜開花だそうだが、その後は冬のような天気があったり、全国的にも気温の変化が激しい。
ソフィアート・ガーデンでは3月中旬にはフキノトウが顔をだし、さっそく摘んで天ぷらにして春の香りとほろ苦さを味わった。31日にも雪どけの地面から翡翠のようなフキノトウを数個摘んだ。スイセンの芽も顔をだし、これから徐々に大地が緑に彩られる。木の芽の固いつぼみも心なしか緩んできたように見える。枝先に、ほんのりと赤や黄色といった新芽の色が浸透してきて、これからの春の爆発的な芽吹きを予感させる。
軽井沢 樹木と野鳥の庭 −100種の樹木と生きもの− 有限会社ソフィアート 長野県軽井沢町長倉 2082-4 文章と写真:スタッフM
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