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 妙なる調和をめざして
 ■2003年11月17日
 住宅をめぐる本末転倒
 ■2003年9月22日
 指揮者とオーケストラの
 コラボレーション(2)
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 コラボレーション(1)
 ■2003年9月1日
 会社設立のご挨拶

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過去に掲載したコラムです。

■2003年9月1日   会社設立のご挨拶

(有)ソフィアート 代表取締役 竺原雅人

昨今の企業競争の激化の下、多くの企業は大胆な経営構造改革を進めています。1990年代のバブル崩壊後、特に90年代後半は企業の優勝劣敗が顕著であり、株価の二極化に象徴されるように経営力の開きが鮮明になりました。しかし、最近では従来の常識を打ち破る大胆な構造改革の貫徹によって、改革の後発企業においてもハード面での改革は終局を迎え、業績も最悪期を脱し、静かにミニV字回復を成し遂げつつあるようです。
さて、次はいよいよ攻めのフェーズです。経営構造改革の第2ラウンドは、“生かす、育てる、伸ばす”に向けてコンピタンスを結集させていくことがキーになります。この創造のラウンドにおいては、生活者が混迷の中で次の時代に向かう手がかりを提供できるかどうかが問われ、新たな求心力となる価値を提供できる企業、商品・サービスだけが生き残ると言えるでしょう。当たり前品質が飽和状態の今、持続的な発展をしていくためには常に顧客よりも素早く学習し続け、信頼やサプライズなどに基づく当該企業固有の満足を提供していかなければなりません。
経営構造改革の第1ラウンドは、社会の転換期を肌で感じる時代であり、「時代への適応」の仕方は各企業に固有のものであっても、その方向性は普遍的であったわけです。しかし、第2ラウンドでは時代の求める価値をどれだけ創出できるかで勝負が決まります。つまり、企業が何かに適応するのではなく、未知の世界でどれだけ発見をしていくかであり、その発見に対してどれだけの共鳴が得られるかが鍵となるでしょう。 こうした時代観、見通しが間違っていなければ、これからはさまざまな慣行やしがらみ、旧来のメンタルモデルをいかにして克服するかが喫緊の課題となります。新たな時代を切り開いていくためには経営知識や流行の経営手法にだけ目を向けるのではなく、むしろ先人の知恵や教養の伝統といった人類の知的資産に触れることが大切だと考えます。企業がいかに生きるかというその生き方=行き方が問われますので、経営におけるArtの要素(上述のことに加えて理念や構想など)の重みが増してくるとみています。
こうした面白い時代に、ソフィアートは夢と希望を抱いてスタートできることを幸せに思います。ソフィアートのメインとなるのは研修事業ですので、以下に研修実施におけるソフィアート・スタイルを掲げます。

【ソフィアート・スタイル】
@ ソフィアートのスタッフは、きめ細かい顧客満足を目指して、丁寧に仕事をします。
A ソフィアートは、コンサルタントとして、いかなる研修であれ、教育事業であれ、目的志向を徹底します。
企業内教育であれば当該企業の経営課題は何か、経営成果はどういうものかを明確にしてから研修プログラムに展開します。
B ソフィアートの研修は、あくまでも参加者の問題意識を深化させ、研ぎ澄まし、解決策を導く支援を行うというスタイルをとります。知識伝授型の研修でもなければ、解を押し付けるやり方でもありません。
それぞれの課題の解は対話を通して参加者が発見するものと考えます。
 
 
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